翻刻
【右丁】
一種 あをまめ
薬用(やくやう)の黒大豆(こくたいつ)《割書:くろ|まめ》に似(に)て
皮(かは)緑色(みとりいろ)なり揚州府志(やうしうふし)に大(たい)
青(せい)といへり時珍(しちん)青(せい)宗奭(そうせき)は
緑(りよく)といへり緑豆(りよくつ)《割書:ふん|とう》にあらす
一種
色(いろ)浅(うす)きものを
青皮豆(せいひつ)《割書:授時|通考》と
いふ
【左丁】
一種 かげまめ
七里(しちり)かふはし《割書:作州|津山》
色(いろ)浅(うす)く銀杏(きんけう)《割書:いて|ふ》の殻(から)を
去(さり)たる実(み)の如(こと)し江陰(こういん)
県志(けんし)に白果豆(はくくはつ)また
青豆(せいつ)といふ
【十一、十九行目の「浅」のルビ「うす」:『本草図譜. 巻34-36』コマ56 十七行目では「あさ」となっている】