翻刻
【右丁】
一種
こんりん
ざい
肉(にく)まて青(あを)き物(もの)也 授(しゆ)
時通考(しつうかう)に透骨青(とうこつせい)
大倉州志(たいさうしうし)に肉裏青(にくりせい)
【注】
といふ枝(ゑた)まめにして
味(あしは)ひ佳(か)也
またきな
こにも佳(か)
也
一種
ちやまめ
形(かたち)円(まる)くして赤小豆(あつき)の
如(こと)きものを水戸(みと)にて
●○
●○
きんこまめと云 授時(しゆし)
通考(つうかう)に茶青(ちやせい)といふ
【左丁】
一種 うずらまめ
きじまめ
ちりめんまめ
黒(くろ)くして白(しろ)き斑(またら)あるものを
くろうつらまめといふ
一種
赤(あか)くして白(しろ)き斑(またら)あるものを
あかうづらまめといふ此二
種 時珍(しちん)斑(はん)といふ物(もの)なり
【注 前の文章と後の文章は上下二段で書かれており、前の文末と後の文頭は線でつなげてある】
【二十一、二十三行目の○は左が尖った楕円形ような記号】