Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4499 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4499 - ページ 28

ページ: 28

翻刻

【右丁】 其後みたい所かすの女房たち をめしあつめさせ給ひ命あれ はこそかゝることをもきくなれ は今もふちせに身をなけあと かきくれたく思へとも草の ゆかりも忍ふゆへそよくこゝろ もよしあしときみかおもかけの 夢うつゝにたちそふ時はまた しゝたる人とは見え給はす然 はいのりの物と聞あふまて命 おしきなり大臣殿此まゝ御帰 朝なきならは我も身をなけ むなしくなるへしさあらん時に 【左丁】 御かたみを山野のちりとなさん よりたつとき人にほうじあと をとはせ申さんとて御手なれの ひわことわこんしやうひちりき さうしの数をとりあつめたつ とき人にほうせらる四十二疋の 名馬ともみなてふくへひかれけ る三十二ひきの鷹いぬ【鷹狩に用いる犬】のきづ なを切てそはなたれける此ほと 有し鷹しやうたちも思ひ〳〵に ちらされける十二てうのたか共の あしおをといてそ放れける十二 てうの其中にみとり丸と申て