Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4499 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4499 - ページ 33

ページ: 33

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【右丁】 血の付たる有いそきとりあけ 見給へはいにしへの人のことつて に一首の哥にかくはかりとふ鳥 のあとはかりをはためく君うはの 空なる風のたよりをとかやうに よませ給ひつゝさては此世に大 臣殿はいまたなからへ給ふそや是 こそ命の有しるしなれかみなき かたにてあれはこそ木葉に物 をあそはしたれ硯とすみ筆 なけれはこそ血にて物をはあ そはしたれいさや硯を参せて おほしめされん事のはをくはしく 【左丁】 かゝせ申さんとてむらさきすゞ り【紫色の石の硯。高級品とされる】ゆゑんのすみ【油煙の墨】かみ五かさねに ふでまきそへみたいをはしめ たてまつりそのかす〳〵の女房 たち我をとらしとふみを書 とりあつめたるまき物よしなき わさとおほしたり女こゝろ程 ゆひかい【言甲斐】物はなし