Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4499 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4499 - ページ 42

ページ: 42

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【右丁】 舟人申けるはこれまてとゝけ たる忠に我にしはらくみや つかひ恩ををくれといひけれ は大臣けにもと思召ならはぬ わさをし給ひて恩をそをく らせ給ひけり国内つうけ【国内通計(こくないつうげ)=広く知られること】の事なれは別符のしんかつたへ 聞いきのうらのつり人かけう かる物をひろひきてやしなひ をくとつたへ聞いそきつれて 参れと御つかひたつそのころ なひかぬ木草もなしやかてく してそ参りける別符たち出 【左丁】 つくと見てあらけうかる物や おにかと見れは鬼にてもなし 人かとみれは人にてもなし只 かきとやらんはこれかとよ我に しはらくあつけよ都へくして のほり物わらひのたねとなさん とてをしとゝめ門わきのおき なにあつけやかてふちをそく はへける彼門わきのおきなと申 は年比大臣殿にかしつかへし者 なれとも御かほにも御あし手 にもさなからこけのむし給ひ 御せいもちいさくいろもくろく