翻刻
【右丁】
楮(こうそ)に羊(ひつじ) 《割書:説文(せつぶん)に曰(いわく)羊(ひつじ)の字(じ)頭(かしら)角(つの)足(あし)尾(お)の形(かたち)に象(かたとる)|董子(とうし)が云(いわく)羊(よう)は祥(じやう)也 故(かるがゆへ)に吉礼(きちれい)に用(もちゆ)也》
此 毛皮(けかわ)にて皮衣(かわごろも)を製(せい)す羊(ひつじの)裘(かわころも)といふ色(いろ)白(しろき)あり黒(くろき)有
褐(ちや)色あり 長毛(ながきけ)尺余(しやくよ)なるあり諸羊(しよやう)皆(みな)
目(め)に神(しん)なし眼(まなこ)黄色(きいろ)瞳(ひとみ)黒(くろ)色
横(よこ)に一の字(じ)の形(かたち)をなす
亦(また)黄(き)白(しろ)黒(くろ)雑色(ざつしき)の者(もの)あり
蹄(ひつめ)青黒(あをくろ)色 角(つの)白(しろ)色 青(あを)
黒(くろ)色
あり
【左丁】
楮(ちよ)は和名(わみやう)を
かうぞといふ
此 木(き)の皮(かわ)を
がんひと云
紙(かみ)を製(せい)
す