キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

切支丹御退治記 49巻. [3] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [3] - ページ 50

ページ: 50

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 供之人数に加る稲垣御立に江戸へ下る扨又南都  春日之神職野村次右衛門は松倉家代々宿願之  好み有を以勝家在江戸故下り居合せたり是非  此度供して島原へ下り数年之厚恩を報し申  さん殊更先年大坂御陣之時も私亡父前豊後守  殿御手に属せし吉例あり其時不残帰城まし  〳〵て尓今御家繁昌旁以供之人数吉加可給  と所望す始終之存念尤至極なれ共今度之  儀は片時も急き島原へ下着する事可為本意其  上猶 公儀御伝馬十疋乗物壱挺之御朱印  此外は曽而以成らさる義也延引可然と被申進無  念に思ひ相州戸塚迄勝家に先立て待請是非に  無構供に交て奈良をも余所に見て直に大坂へ  馳着長門守同船に而島原へ下着し一揆楯籠  城責御方にて甲斐〳〵敷働く板倉内膳正  殿寅之元旦討死之時節進出て屏下に働く  皆人是を感する故に石谷十蔵殿ゟ証文弐通板  倉主水殿ゟ一通給之而所持す 又曰十一月廿四日長門守下着其儘に千本木に籠居  る一揆を可責迚物見を遣はす処に城主の着岸