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皇都八勝景【横書】
【上段】
ーーー【囲み境】
松
北 間
野 梅
日にそへて
かせは松にも
をくせぬを
はけし■■散
梅のにほひは
ーーー
清
音 水
羽
■
■りかへし
乱れて人を
わたすよな
きよ水てらの
たきのしら糸
ーーー
広
沢
秋 池
月
いにしへの人は
■にかけたへ
て月のみ
すめるひろ
さはの池
ーーー
高雄山
紅葉
白雲 ■の
の 梢や
たへま 紅葉
色こき し
たかを ぬら
山 ん
【白雲のたへま色こきたかを山■の梢や紅葉しぬらん】
【下段】
ーーー
仁
和 桜
寺 花
九重にたつ
しらくもとみへ
つるは大内山
のさくら
なりけり
ーーー
宇治
川辺
蛍
みへ とも玉江
ぬ のあしの
いさやその
ほたるの
葉 かすは
そ
なき しらね
【いさやそのほたるのかすはしらねとも玉江のあしのみへぬ葉そなき】
ーーー
真葛
原
虫音
露おもみ
まくつか原の
ゆふかけに
所せきまて
むしの音そする
ーーー
愛 深
宕 雪
山
あたこ山
しきみか原に
雪つもり花
つむひとの
跡たにもなし
【左下隅】
平安 春燈斎撰画並刻
【朱印あり】