Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション5

BnF. Département des Manuscrits. Smith-Lesouëf Japonais 96 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Smith-Lesouëf Japonais 96 - ページ 23

ページ: 23

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【右丁】 九こく【九州】にちかくいゑをさるへき【然るべき】やうにこ しらへてをきたてまつりけるいその 春風すこくふききくもならはぬなみ のをとすさき【洲崎=洲が崎となって水中に突き出ている所】にちとりとひわたる有 さまいとおもしろくてみやこの人〳〵に 此ありさまをみせまほしくそおほし ける扨もみやこにはいもうとの姫きみ おもひしつみておはしける宮とかくな くさめ給ふ扨も又はりまの三位思ふ やうにして今はひめきみうしなはん 【左丁】 事をそおもひけるむすめそつのつほ ねをひきつれてにしのたいやゆきけり 心のうちにてをそろしけれたいの人〳〵あ らおそろしや又何事かとむねうちさは き給へりもつきの五つきぬにおしの折 物ひきかけていつくしさいはんかたもな しこれにおもひつき給ひなはさためて 宮すそにたちなんといそかわし【忙はし】く心 に思ひはりまの三位申やうまことやらん ひやうへ【「ゑ」とあるところ】のすけとのなかされ給へるも我ゝ