翻刻
しやらくさいねぎみそ
ならゆどうふとも
やうかたうふきみそとは
のろまなばけものと
わらつてゐるところに
又せいのたかさ一丈あまあまり
のきりかむろどうじ
がうしのこそでをき大
さかづきをもちいぼがね
うつたるてつのほうと
見ゆるは一丈あまりの
たこのあらをひつさげ
たるにてすつ〳〵と
あらはれこれを
さかなにいつこん
くまんといふにぞ
しゆてんどうじ
とはさけのばけ
ものといふことか
さけのだいでは
おもしろくばけ
やうがめりさうなもの
うちつとあんじなをせあまり手がないといへば
手を出してあしをいたヾくたこざかなとかけて
なんととくといふしやらくさいしれとるをの九太夫と
とくそのころはあしばかりでしつこしがない
おれが又ひとつかけようゆらの□とかけて
なんととくそらなまゑひかい□〳〵
そんなるらいくわうの
山いりととくその
こヽろはかたきのくびを
とつておにのくびを
とつたようようれい
がるやるかいはんや
やつぱりそらなま
ゑひに又ゆら大じんと
かけてなんととく
しやうき大じんととく
そのこヽろはおにころしか
いかにもととこのまに
あるしやうきのかけものを
さつとひらけば
たちまちどうじは
ほんしやうをかしなひ
そのたけ一丈あまりの
きじんとなつてあれなる
まきべやにあるたヽあんの
さかだるはおさかだるはおにころしの
あきだるなるがその気
のこつてあくしゆのどくきを
あらはせしにしやうきのなくわうに▲
▲お□てれを
なし御家内
にはおり
がたし
おには
そそとへと
にげ
いで
たり