翻刻
【右丁】
七 八[寛政]二 三 四 五 六 七 八 九 十 十一 十二
[享和]二 三《割書:癸亥流行安永五ヨリ二十八年目也自仲春至仲秋此年の麻疹は|死亡危急の輩は先年よりはすくなけれども麻疹後余毒甚敷》【欄外上部に麻疹】
《割書:或は頭瘡又は瘰癧等ヲ発シ或は目に入手足不叶或は腰の廻りに悪瘡を発シ又は|生涯片輪者と成たる人々其数を知らず既当時二十五六歳三十歳比の男女の盲》
《割書:人は多分享和三年の麻毒つよき輩也尤重きは余毒すくなく軽きは却て余毒|多し由断すべからず又病後毒断のゆるかせより散る也已来麻疹あらば禁物惜むべき》
《割書:こと也麻疹食物よしあし|并ニ前用心は末に別に出之也》[文化]二 三 四 五 六 七 八 九
十 十一 十二 十三 十四[文政]二 三 四 五 六 七
【左丁】
〇麻疹(はしか)は天(てん)庭(てい)司(し)空(くう)印(いん)堂(たう)
年(ねん)寿(じゆ)に出(で)ざるものは軽(かろ)し
〇麻疹は陽(やう)部(ぶ)に多きを
面(めん) 吉兆(よし)とす陽部とは頭(かしら)
部(ぶ) 面(かほ)手 足(あし)外(そと)づらは皆(みな)陽(やう)
形(かたちの) 也(なり)凡(すべ)て頭(かしら)より発(はつ)して
図(づ) 足(あし)迄(まで)到(いた)るを斉(でそろふ)と云
〇陰(いん)部(ふ)に少(すくな)きは宜(よろ)し陰部は
即(たとひ)不_レ透(できず)とも可(へし)_レ無(なかる)_レ慮(きづかひ)
【図】
天庭《割書:司|空》印堂 《割書:年|寿》 《割書:咽|喉》