翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

諸事米の飯 : 3巻 - 翻刻

諸事米の飯 : 3巻 - ページ 10

ページ: 10

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【右丁 上部】 わりめしは江戸へ出そくさい になり大のいきしん【粋人】と なりてまい日〳〵ならちや屋へ あそびにゆき そのころの なだいもの かめやの かすがのつぼやの こみ山五井やの わかもりわたやのかんばやし日のや あかしやのあわゆきそのほか なだいものおびたゝしくあつめ 【右丁 下部】 くるほどの人 ちやめしに うかされよとを し さわぎ あそぶ のま【?】□□□【この行何文字かうすくて判読不能】といきに 【この行も上部何文字かうすくて判読不能】 てし□【文字うすく判読不能】と 【左丁 下部右端】 なり        つとめる 【左丁】 かすがのになじみ むしやうやたらにてを たゝき太平ちやわんと おごりかけむかし ろくかうのおくやまん ねんやは人がたのしみに ゆきしものが今は江戸に おびたゝしく できてはやり けりこれを思ふ に女郎のちやを ひくといふも人を ちやにするといふも このちやめしからはじまりし事か またちやめしといへばとうふのぐつに【ぐつ煮=長時間とろ火で煮ること。またその煮物。「豆腐のぐつ煮」はポピュラーな料理だったよう。】 ひつこいものなれどどふ でもきやくはひつこいのが よいと見へてはやり くずだまり【葛溜り=葛餡のこと】もしたじ【下地…味付けのもととなるものの意から醤油のこと】 よりよいとみへて きやくがあるなり