翻刻
【右丁 上部】
うどんがだん〳〵のわる
たくみねぎと大こんに
きめられそばきりかたへ
つれ来りやうすのこらず
はなしければそは
きりはもつてのほかの
いきどうりめんるいの
つらよごしてうちに
せんとりつふくする
そのばにそうめん
いやわせまづりやうけんも
あらんととゞめおはら
たちはごもつともそれ
がしなどはずいぶん
こゝろをすぐにもち
きをながくして
人にさからはずひや
ぞうめんがきらいの人
ならにうめんときけんを
とりわがまゝではすみま
せぬそばきりどのも
そのとをりごぜん【御膳】〳〵と
【左丁 上部】
もちいられ たいかい【大概】きらい
な人はなしそれに
こなたはふとい人と
きめつけられてそば
きりそうめんは
きりやうしだいほそく
すれとまん〳〵年の
そのすへもうとんはほそく
ならぬ事そうめんが
いちごんなり
【右丁 下部】
お【?】くのてまいもめんぼく
ないそれほどなわるたくみ
するこんじやうとは
おもわぬ よふしやふの
ときよりがくもん
させてほんのはし
〳〵見おぼへて
たいがいのかぜくらい
はあせをかゝせて
さらりとなをし
人々をよろこばす
もおれがかけ【御蔭と「かけ」の掛詞ヵ】もふ
りやうけんがならぬ
ときめつくる
〽ねぎ大こんはそは
きりがけつはく【潔白か】ひと
とふりのなかでは
なじまづ□□□□く
とゆふあんとの 【このあたり意味不明】
とを□をむぎ
めしどのに
【左丁 下部】
はなしその
うへで□【文字うすく判読不能】
そばに
うとんを
つなぐ
事
此
とき
より
ぞ
はじ
まり
けり