翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

諸事米の飯 : 3巻 - 翻刻

諸事米の飯 : 3巻 - ページ 3

ページ: 3

翻刻

たかきやにのぼりて見れば煙(けむ)りたつたみのかまどはにぎわいにけりとは ありがたきぎよせい一代のまもりほぞんはめしとしるなりとは 一休(いつきう)おしやうのおふせのとをり花(はな)よりは だんご月を見るもだんごいろけより くいけぢうわりがくわんじんもくおふが【「が」の字が半分有るように見える】 ためおきる朝(あさ)めしねるにやしよく命(めい)は しょくにありほた餅【ぼた餅=牡丹餅】は棚(たな)にあり むしやうにかせぐもどふするも はなのした【口のこと】に つかわれる めしとしるとを しゆこふにして 大めしくいのぶてふほう【不調法】くうとじきにねると うしに なるとまふせばせふ事なしにあんどんをかきたて【搔き立て=燈心などを掻いて火の勢いを強くする】はんぶん ねて居(い)ていたし候まゝねぼけたそふだとおぼしめし御らんあそはし 可被下候