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一たうのいも 一はす
○冬の部
あふみかふら
一大 根(こん) 一ごぼう 一かふらな
一平たけ 一ねぶか 一よしたけ
一えの木たけ 一さといも 一青ぼしな
一みかん 一九年 母(ほ)
△薬の類
○魚にえひたる薬
一 橄欖(カンラン) 薬店(やくてんに)【左ルビ:くすりや】あり 壱匁
右 茶碗(ちやわん)に水一 盃(はい)半入一はいに煎
用(もち)ゆ立所をさらす治(ぢ)し申候何
魚(うを)にえいたるにもよく
河豚(ふぐ)の毒(どく)を治(ち)ス薬
一白き蝶(てう)を取 爪(つめ)觜(くちばし)を去かげぼし
にし沫(まつ)【左ルビ:こに】してすいもの草の汁(しる)にて
薬一ふくほどいくたびも用ルなり
何程つよく酔(えい)たるも薬口へさへ入
はすなわち治(ぢ)す秘(ひ)中の秘千金
莫伝(ばくでん)の薬也《割書:すいもの草は時分に取ちやわん|にすり付置は冬もある也》
○咽(のど)に魚の立たる薬
一 薏以仁(よくいにん)俗(ぞく)にいふしゆずたま右能
粉(こ)にして茶一ふくほど白湯(さゆ)にて
用ゆ忽(たちまち)によし神妙(しんめう)の薬也
○同方
一 鳳仙花(ほうせんくわ)の実(み)五六 粒(りう)さゆにてふくす
たち所によし故(かるがゆへ)に此 和名(わめう)をほね
ぬきといふ心妙なり