翻刻
【右丁】
ずぼりトつきたて〳〵/上下左右(じやうげさいう)まんべんなう/陰茎(へのこ)のあたまで
こねまはせば/女(をんな)は/今(いま)はこらへかね「ハア〳〵〳〵ト/身(み)をそらし/開(ぼゝ)を/指上(さしあ)
げしやくり/上無性(あげむしやう)に/気(き)をやる/喜悦(よがり)の/淫水湯(いんすい湯)ほどにたぎりて
どつくどくぬら〳〵ぬる〳〵ながれ/出(だ)し/雪(ゆき)の/寒(さむ)さもおぼへぬばかり
/逆上(のぼせ)あがつてのたうち/廻(まは)りスウ〳〵フウ〳〵ハア〳〵ト/何処(どこ)へ/遠慮(えんりょ)も
なきよがりこと/問(と)ふ/人(ひと)はあらねども/舟(ふな)べりたゝく/水(みづ)の/音浪(おとなみ)に/浮(うき)
/寢(ね)の/鷗(かもめ)のみ/浦山(うらやま)しとや思(おも)ふらん/男(をとこ)もへのこをしごかれてこらへ
かねたるよがりなき/淫水(いんすい)へのこに/突(つゝ)かけ/来(きた)りすでに/気(き)のいく/息(いき)づかひ
〔雪ノ五〕
【左丁】
へのこの/胴中張出(どうなかはりいだ)し/厂首(かりくび)ひらき/一(いち)めんにびくり〳〵ト/脉(みやく)を/打(うつ)
ひゞきが/女(をんな)の/身(み)にこたへともにフウ〳〵ハア〳〵ト/力(ちから)のかぎりにしがみ
つき/毛際(けぎわ)と/毛(け)ぎはをすりつけ〳〵/双方一度(そうほういちど)にドク〳〵〳〵ぬら
〳〵〳〵〳〵どつくどく《割書:ハアゝゝゝフウゝゝゝゝ|スウ〳〵〳〵〳〵ハア〳〵〳〵》ト
/互(たがひ)に/抱〆(だきしめ)かすなく/出(だ)し/出(だ)されたる
よがり/水(みづ)そのまゝ/口(くち)を/吸合(すいあい)て/見(み)れば/見(み)るほどうつくしき/女(をんな)の/顏(かほ)にあく
/色(いろ)なくなえきらぬ/内又(うちまた)きざし/開(ぼゝ)の/中(なか)にておえかへれば/抜(ぬか)ずふかずのむしかへし
/又(また)そろ〳〵と/抜差(ぬきさし)するにはじめに/増(まさ)るへのこの/勢(いきほ)ひ/女(をんな)もおとらぬ/好者(すきもの)な
るにやほつこりしつゝ/下(した)からも/持上(もちあげ)ながら「いつそおたつしやだねへ「ちと/達者(たつしや)