翻刻
とおきなほり胯(また)ぐらへわりこんでつわ【=唾】をたつぷり
ぬりつけて玉門(おんこと)へあてがいてそろり〳〵と腰(こし)を遣(つか)ふ
にぬめりかあるゆゑ天恵(あたま)ハ這入(はいれ)どいたいと見(ミ)へて
のり出(いだ)すを娘(むすめ)の手(て)の下(した)よりかたをおさへまた
そろ〳〵とあしらへバ玉門(おんこと)の奥(おく)の方(ほう)から薄(うす)き
水(ミづ)たら〳〵と出(で)る其拍子(そのひやうし)半分計(はんぶんばか)り這入(はいり)けり
もうよしと大腰(おほごし)にすかり〳〵とするほどに顔(かほ)を
しかめてあれもしへ【?もらへ?もヽへ?】いたい【痛い】けれどこらへて居(を)り