翻刻
【挿絵】七番国
此国山をたかへ
し田をつくる駝
牛をいたして
あきなふなり
【挿絵】猴孫国
此国一には抹刊刺
国と云若他国より
此国をとらんとす
れは数万の猿有
てふせきかへえす応
天府より行事
三年にしていたる
となり
【挿絵】勿斯里国
此国白達国に属
す国人七八十歳
まて雨をみさる
ものあり大なる
江ありて其み
なもとをしらす
大水田をひたす
水のうちより神人いてゝ石の上に座す国人是を礼し
て年の吉凶をとふに神人わらふ時は吉なりうれ
へ有時はわさはひ有国人山の上に廟をたてゝ
是をまつる廟の上に大鏡あり他国より其国
にわさわひせんとする時はかゝみにうつりてみ