翻刻
をもつてみち〳〵たてまつるある人のいわく仏書
にいへる王舎城はすなはちこの地なり今目
連舎利弗の塚ありと云
【挿絵】骨利国
此国回鶻の北
大海の辺に
有名馬をい
たしあきなふ
其国昼なかく
夜はみしかし
日くれて後天の
色くろし羊を煮て熟する時夜明て日いつると云
【挿絵】頓遜国
此国昔梁の
武帝の時み
つき物をたて
まつる其国海
島の上にあり其
国人まさに死
すれは親族こと〳〵く歌舞して野にをくる鳥有
其かたちあひるのことし数万とひきたる親族み
なかたはらに立よる其鳥死人の肉を食しつ
くすすなはち其ほねを火葬してかへるこれを
鳥葬と名つくなり