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翻刻
門小幡勘之進三会村代官林治部右衛門進藤
源左衛門目付横山三九郎以上侍拾弐人雑兵
弐三百人敵を守場所は杉谷村之西清水之出
る所宇土与いふ所之北面之台広野に備る右
は木崎村には千之石海道迚谷道有り向は江
利与いふ在所三方共に林也東は河原に而流
連有り何連茂三会村之内也折節寒気甚敷依
之明家へ入之寒気を防く雑人は物取に行最
寄兵粮取に成るとも別条なしと油断之所を
敵見春満して宇土山に敵之方ゟ物見を置相
図を定両方之谷道潜に廻江利村ゟ小勢にて
三方一同に懸る味方是を不知乱妨之者是を
見て我先に与逃来る備まばらにて逃る高畑
次郎太夫高橋弥次右衛門入江与右衛門此三
人は場を不去討死春其外之者之追立足に成
り引退佐野惣左衛門は組之者に鉄炮一放し
打せ河原之方へ引取右之備悪敷此方ゟ物見
を可置所に不置して油断を敵尓知られたる
もの也
大村勘介家記曰三会村に而霜月八日に蔵納召