翻刻
【右丁】
含生草《割書:附|録》 あんざんじゆ ロウワハンエルガウ《割書:荷|蘭》
巴爾斉亜国(はるしあこく)の産を蘭(おらんた)人 舶(のせ)来るものなり一根枝を分ち枝間に花実を
結ふ燥(かはか)せは巻縮(けんしゆく)し潤(うるを)せは展長(てんてう)す蔵器(そうき)曰 婦人(ふしん)難産(なんさん)含之(これをふくみ)嚥汁(ふくむしる)即(すなわち)
生(いく)俗子(そくし)字(じ)を解(け)すること能(あたは)す誤(あやまつ)て但(たゝ)臨産(りんさん)の時 盆(ほん)に水を盛(も)り草を
浸(ひた)し其 展(のふ)るを以て安産(あんさん)の兆(てう)となす
【左丁 文字無】