翻刻
【右丁】
石胡荽(せきこすい) かゝみしゝはり《割書:江|戸》 はり〳〵さう《割書:同|上》
山野及ひ人家の陰地(ひかけ)に生す葉は円(まる)くして鋸歯(かゝり)あり胡荽(こすい)《割書:こしん|とろ》【注】の
苗の如くにして光沢(つや)あり茎地に蔓延(まんゑん)す
一種
大葉の物あり形状 本条(ほんしやう)に異(こと)ならす
一種
小葉の物あり深山に生す葉の欠刻(きれこみ)甚 深(ふか)し
【左丁 文字無】
【注 「こしんとろ」は「こゑんとろ」ヵ。「胡荽」は「コエンドロ(コリアンダー、パクチー)」のこと。確認資料:『広辞苑(第七版)』(岩波書店)「コエンドロ」の項】