翻刻
【右丁】
《振り仮名:露■草|ろきんさう》【注】
きゝよう
らん
【左丁】
琉球産(りうきうさん)なりと云 形(かたち)萱(くわん)
草(さう)に似(に)て四時 凋(しほ)ます
葉(は)長(なか)さ二三尺 春夏(はるなつ)の
間(あいた)新葉(しんは)を生(せう)し葉中(はのなか)
より茎(くき)を抽(ぬきん)して高(たか)さ
二尺 余(よ)枝(ゑた)を分ち五弁(いつへら)の
●○
●○
小(ちいさ)き碧花(るりのはな)を
開(ひら)く形(かたち)桔梗(きゝやう)に
似(に)て小し【くヵ】実(み)は麦(はく)
門冬(もんとう)に似(に)て長(なか)く【しヵ】
熟(しゆく)すれは碧色(るりいろ)也
一種
黄花(わうくは)の物(もの)四(し)
国(こく)より来(き[た脱ヵ])る
【注 ■は筯ヵ筋ヵ。コマ49参照。】
【十三、十五行目の○は左が尖った楕円形のような記号】
【十八、十九行目の注記は国立公文書館デジタルアーカイブのデータのもの(『本草図譜巻之39・40』コマ26 https://www.digital.archives.go.jp/img/4676181)】