翻刻
【右丁】
九竜草(きうれうさう) きかしぐさ《割書:尾|州》
みづいちご
やまもゝさう
ミニマ■【シヵミヵ】ユ
ラリス《割書:羅|甸》
クリユシアタ《割書:荷|蘭》
武州 多摩川(たまかわ)の水辺(すいへん)湿地(しめりち)に生(せう)す又水中にもあり小草なり葉(は)は水蠟(すいろう)
樹(しゆ)《割書:いほ|た》に似(に)て小く尖(とか)り光沢(つや)あり円茎(まるきくき)対生(たいせい)し夏月 高(たか)さ四五寸 葉間(はのあいた)
に小毬(せうきう)をなし花を開(ひら)く紅色なり
【左丁】
一種
水田中(すいてんちう)に生(せう)
し茎葉(くきは)倶(とも)に
小(せう)なり
【十行下から二字目「水」は別の字を消した上から書かれている】