翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

亜墨利加漂流記聞 - 翻刻

亜墨利加漂流記聞 - ページ 36

ページ: 36

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船ニ出合候由之処舟の人々只合掌して顔を上ケ 不申候故《割書:此節市楠此半兵衛舟の水主ニ可有之候故今度 香港にて右市楠肥後人等と咄し合致由ニ御座候》其儘乗 過薩摩迄至り肥後人等薩州役所え至りて何卒 私ともを御受取可被下候段願候処明日迎人被遣候間今 日は先夷船え可帰と被仰野菜大根抔貰ける夷船 ニ帰り待居候処不計大筒を以打払われ無詮方 異国え帰りイキリスの民と相成候由物語ニ御座候此事 長崎御奉行所御聞糺之上此儀は書上ケニは難相成候ニ 付内々ニ可致候様との被仰渡之よし 館山ニ而も右条々極蜜ニ被仰渡決而他言すへからすとの被仰渡 ニ有之候由ニ付本文ニ某と致候事御座候此段足敷御推見之程 奉願上候随而此分御一覧跡ニ者火中被成下候様奉願候