疫病関連資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

麻疹癚語 - 翻刻

麻疹癚語 - ページ 6

ページ: 6

翻刻

【右丁】 突(つく)まいものにもあらずと、 向(むか)ふ抹額(はちまき)に力(ちから)をそへて、序(じよ) 熱(ねつ)を吐(はく)こと膈噎(かく)の如(ごと)し        狂歌堂主人  申の春       【家紋様のしるし】 【左丁】   禁食 春来無所不痲疹 荊芥【注①】防風御柳斜 日暮医門伝蝋燭 早天頻敲五更【注②】家  右唐詩翻案 蜀山人【落款】蜀 山 【注① 薬用となる香草の名。】 【注② 一夜を五分した時刻の名称で、「五更」は最後の時刻。季節によって変わるが現在の時刻で春は午前3時頃から5時頃まで。】 【右の漢詩は左の韓翃(かんこう=中唐の詩人)の詩、「寒食(かんしょく)」を翻案したもの(パロディ)を篆書で表記したもの。】 春城無處不飛花 寒食東風御柳斜 日暮漢宮傳蠟燭 靑煙散入五侯家