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コレクション: コレクション3

麻疹癚語 - 翻刻

麻疹癚語 - ページ 5

ページ: 5

翻刻

【右丁】 当(た)らざる事(こと)なく、纐猿(くゝりざる)の 招牌(かんばん)本町(ほんてう)の軒(のき)にかゞやく事、 麻疹(ましん)戯言(きげん)を紀原(きげん)とす、是等(これら)の 機嫌(きげん)をうかゞひて。新米作者(しんまいさくしや)の 乍昔堂(させきどう)、一番作(ばんさく)を当(あて)る気(き)にて。 はしかの語路(ごろ)の干鰯俵(ほしかだはら)、臭(くさ)きを 【左丁】 追(お)ふ物好(ものずき)から、あらゆる贅言(むだ)を 肥(こや)しとなし、終(つゐ)に此(この)癚語(せんご)を つくれり、当(あた)るとあたらぬは、 禁物(きんもつ)の養生(やうぜう)次第(しだい)、赤班瘡(あかいもがさ)の 余波(なごりやみ)、琉球芋(さつまいも)といふ風(かぜ)も 流行(はや)れば、薯蕷(ながいも)で足(あし)を