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コレクション: 春画資料

BnF. Département des manuscrits. Japonais 217 (3) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 217 (3) - ページ 11

ページ: 11

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【右丁】 /會目(くわいめ)なぞでは/出来(でき)ねへ/初會(しよくわい)から/酔(よは)せなければならねへはさ。チョツ/百疋(ひゃつぴき)づゝて なけりやァゆるさねへ/伝受(でんじゆ)だが/友達(ともだち)のよしみに/云(いつ)て/聞(きか)せよう。/先此三人(まづこのさんにん)なら 三人ずつと/揚(あが)ッて/何(なん)にもいはず/内證(うち)からの/出し物(だしもの)で/閑静(かんせい)にやらかして /小早(こばや)く/切上(きりあ)げお/床(とこ)となる/所(ところ)で/大臺(おゝだい)を/一枚外(いちまいほか)に/上酒(じやうしゆ)を/一升取(いつしやうとつ)てくれト いゝ/付(つけ)て/置(おい)て/床(とこ)へはいるとてうど/一(いち)もくおして/仕舞(しまつ)た/時分(じぶん)に/彼臺(かのだい)の/物(もの)が /来(く)る。それ/一端座敷(いつたんざしき)がひけた事だからおめへの/女(をんな)の/部屋(へや)といふものかおれが/女(をんな)の へやといふものかへ/其臺(そのだい)を/持込(もちこむ)。ソリア/皆(みんな)おきて/来(き)て/一所(いつしよ)にあつまつて/又酒事(またさけごと)が はじまるといふ事だから/初會(しよくわい)が二會目(うら)のやうになつて/女(をんな)も/一度床(いちどとこ)へ/入(いれ)た/事故(ことゆへ)                〔花ノ三〕 【左丁】 /初會(しよくわい)の/遠慮(えんりよ)がなくなりことにはおのれが/部屋(へや)の事なり/吞喰(のみくひ)もいつもの /通(とほ)りさ/此伝受(このでんじゆ)は/今夜(こんや)ためして/今夜(こんや)すぐに知れる事だから/妙(みう)だろう。/所(ところ)でこつ ちはなるたけ/吞(のま)ねへようにして/女(をんな)どもにむしやうにしめつけ/二升(しやう)が三升と なりもう/是(これ)ぢやア/吞(のめ)ねへ/何(なん)ぞ/臺(だい)を/好(このん)でやれとか/酢(すつ)ぱい/物(もの)とかからいもの とかいつてむしやうに/長(なが)くひつぱつて/向(むか)ふをぐつすり/酔(よは)して/此方(こつち)は/酔(よつ)たふり で/酔(よは)ねへ/所(ところ)が/狂言(けうげん)だが/是(こりや)ア/急度(きつと)/其図(そのづ)にあたるに/違(ちげへ)はねへよ「なんだか おぼつかねへもんだが/出来(でき)ねへ/所(ところ)がとまどいでぬけるからもと〳〵だノウ/腎公(ぢんこう) 「イヤおいらァぐつと/気(き)に/入(い)ツた/直(すぐ)にやらかそう〳〵ト/咄(はなし)ながら/行袖(ゆくそで)を