Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: 春画資料

BnF. Département des manuscrits. Japonais 217 (3) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 217 (3) - ページ 10

ページ: 10

翻刻

【右丁】 /吞(のみ)とやらかして/女共(をんなども)をぐつすり/酔(よは)して/仕舞(しま)ふがこんたんだ、さて/其上(そのうへ)で お/床(とこ)へ/廻(まは)ツてとりあへず/酒開(さかぼゝ)を/一番(いちばん)づゝ/受取(うけとり)わたしをすますと、さァ 女はもうおんくわで/酔(よつ)ては/居(ゐ)ることだしはめをはづしてぐつと/寢込(ねこん)で /仕舞(しま)ふにちがいはねへはさ、そこでいづれも/様子(ようす)を/見合三方共(みあわせさんぼうとも)たわい なく/女共(をんなども)が/寢込(ねこん)だ/所(ところ)で/一度(いちど)に/入替(いれかわ)つて/寢陰戸(ねいり)でもなんでもいゝから /一番(いちばん)づゝやらかしやすそれでまだ/気(き)が/付(つか)ずは/小便(しやうべん)に/行(ゆく)ふりで/又外(またほか)へ/入(いれ) /替(かわ)つて/作公(さくこう)の/買(かつ)た/女(をんな)をおれも/腎公(じんこう)も/交(す)る、/又(また)おれの/買(かつ)た/女郎(ぢようろ)を/作公(さくこう) も/腎公(じんこう)もする、/腎公(じん)のかつた/女(をんな)を/作公(さくこう)もおれも/交(す)るからたがひにうら             〔雪ノ二〕 【左丁】 みつこはなしといふあんじだもしあらはれた/所(ところ)がたりで/小便(しやうべん)にいつて/酔(よい)まぎれ にへやを/間違(まちげへ)たぶんにしてごまかして/仕舞(しま)ふといふ/工(たくみ)はどうだろう「ヤ きてれつ〳〵そう/味能(うまく)いかねへまでも/洒落(しやれ)でいゝがこまつた事には /初會(しよくわい)といふもんだからどんな/酒好(さけずき)な/女郎(ぢよろう)でも、カッチリで/下盞(げさん)がお さだまりたからはじまるめへ「イヤおめへたちもお/女郎買(おぢよろうかい)はまだ/青(あを)いぜ/初(しよ) /會(かい)から/遠慮(えんりよ)なく/女郎(ぢよろう)にも/吞(のま)せておもしろく/遊(あそ)ぶ/事(こと)を/知(し)らねへといふは いかがだ。知らざァ/伝受(でんじゆ)しようか/但(たゞし)しつているか「そりやァ/初會(しよくわい)ばかりよ/二會(にくわい) /目(め)うらからは/吞(のみ)も/喰(くひ)もしなくつてどうするものか「ハテ/今夜(こんや)の/趣向(しゆこう)は/裏三(うらさん)