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コレクション: 愛知県豊橋市関連資料

豊橋商工案内 - 翻刻

豊橋商工案内 - ページ 52

ページ: 52

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(24) 取引所税  取引所税   二三・二三八      ―  ―  ― 二八・一一六 清涼飲料税 清涼飲料税  三二・九九一 一三・六九七  ―  ―      ―        商工業             営業別と其の分布……重要物産……工業施設と農業方面…             商業と資本の活動……金融と労働賃金………………………  我が豊橋市の産業界が著しく発展した市内に於ける各種の営業に就いては、生産者、問 屋、小売業者を通じて大体百数十種に区別するを得べく、其内最も主なるものを挙ぐれば  玉糸製造業、生糸製造業、麻真田業、繭糸屑物問屋、材木商、米穀商、肥料商、呉服商、酒類商、履物商、  味噌醤油商、菓子商、洋物雑貨商、足袋商、荒物雑貨商、乾物商、薪炭商、運送業、家具商、魚類商、  海産物商、青物商、鶏卵商、文房具商、糸類商、魚網商、織布業 等である。特に此の地方に於ける繭の生産高は素晴しいもので。真に全国一と言ふを得べ く。昭和三年春繭の市場出廻高は二十一万五千四百三十五貫で金額は百四十八万二千七百 十九円である。亦之に伴ふて製糸業の発展は実に驚くべきもので、就中玉系に至つては彼 の本場の上州を凌駕し所謂三州玉糸の特産地であつて、生産高は我国玉糸総産額の六割を 占め恰も長野県諏訪湖畔に於ける生糸業と相並び本邦製糸界の二大中心として内外に遍く 知悉せらる処であつて東海道線豊橋駅の西南に林立する煙筒は何れも其の工場であつて地 方の俗謡に「吉田鹿の子と昔は言へど今は玉糸日本一」とさへ謡はるのである。豊橋市及 附近に於ける最も重要な物産としては第一に玉糸生糸を挙げなければならぬが、之に次で   麻真田、醤油、溜、綿布、菓子、酒類、木竹製品、蒲鉾、毛筆、履物、足袋、製網、製綿、   清涼飲料、乾物、甘藷、野菜 等なども決して見遁す事の出来ない物産である、尚右各種の営業に就き工業方面から見れ ば、繊維工業、機械器具工業、化学工業、飲食品工業、特別工業、製作工業、土木建築業 其他で工場及職工数も却々多数に上つてゐる、されど之等工場に対する運輸其他の状況は と云ふと、中には良好なるものあるけれど、未だ遺憾の点が少くないのであるから、今後 相当な時機に於て工業地帯を設置し之に充分なる施設をなし以て運輸其他の利便を与へ斯 (25)