翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻22-24 - 翻刻

本草図譜. 巻22-24 - ページ 28

ページ: 28

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【右丁】 半夏(はんけ)  ほそくみ   《割書:本草和名》  摂州(せつしう)粒半夏(つふはんけ)名産(めいさん)なり  諸国(しよこく)野生(やせい)多(おほ)し春月(はる)宿根(ふるね)  より生(せう)し一根二三 茎(けい)を生(せう)し一  茎(けい)三 葉(やう)中の葉(は)大にして左右  小なり蘇頌(そせう)の説(せつ)に《振り仮名:似_二芍薬|しやくやくやうに》  《振り仮名:葉_一|にたり》と云 是(これ)なり夏一茎を抽(ぬきん)  して梢(こすへ)に弁(へん)あり稍(やゝ)南星(なんせう)花  に似て狭(せはく)小く一鬚(ひとつのひけ)あり花(はな)の∴ ∴本(もと)に実(み)を生(せう)す  皆(みな)緑色(みとりいろ)なり又  葉中(やうちう)と茎(くき)に実(み)  を生す #1 かたぼそ《割書:延喜|式》  からすひしやく《割書:京》   へぼそ《割書:武|州》 【左丁】 一種   竹葉之物(ちくやうのもの) #2 葉(は)狭(せは)く長(なか)くして竹(たけ)の葉(は)の 如(こと)く花(はな)緑色(みとりいろ)の物(もの)あり蘇(そ) 頌(せう)の説(せつ)に《振り仮名:似_二竹葉_一|ちくやうににたり》といふ 是(これ)なり以上(いしやう)皆(みな)根(ね)小指頭(こゆひ) の大さにして白色 味(あしはひ)薟(ゑこ)し 蘇恭説(そせうせつ)の羊眼半夏(やうかんはんけ)なり