翻刻
【右丁】
一種 むかごじんま
ぎよくしゆくさ#1
尾州(びしう)
山野(さんや)稀(まれ)にあり宿根(ふるね)より生(せう)す円茎(まるくき)互生(ごせい)し葉(は)は苧麻(ちよま)《割書:から|むし》に似(に)て小(ちいさ)く夏月(なつ)枝(えた)の梢(こすへ)に穂(ほ)をなして
短(みしか)き枝(えた)あり花(はな)細小(さいせう)なり葉(は)の間(あいた)に実(み)を結(むす)ふ形(かたち)零余子(れいよし)#2《割書:むか|こ》に似(に)たり此物(このもの)も葉茎(はくき)に触(ふる)れは痛(いたむ)こと蕁麻(じんま)
の如(こと)し
【左丁】
格注草(かくちうさう) した うらじろ
【版心の中央】格注草二種