翻刻
【右丁】
一種 琉球(りうきう)はんげ ストリユム《割書:荷|蘭》
紫花(しくわ)はんげ
此種(このたね)元(とも)#1琉球(りうきう)より来(きた)るといふ春月(はる)
【左丁】
宿根(ふるね)より生(せう)す葉(は)芋(いも)に似(に)て小(ちいさ)く三尖(みとがり)
あり夏月(なつ)葉間(はのあいだ)より花(はな)を開(ひら)く一 弁(べん)深紫(こきむらさき)
色(いろ)悪臭(わるくさ)し形(かたち)芋(いも)の花(はな)に似(に)て蕊(すい)長(なが)く小(ちいさ)く
根(ね)は零余子(れいよし)#2《割書:むか|こ》に似(に)て長(なが)く又(また)芋(いも)に似(に)て小(せう)
なり時珍説(じちんのせつ)に小者(せうなるもの)《振り仮名:名_二野芋_一|やうとなづく》と云(いふ)は是(これ)なるべし
#3
ワートルスペールコロイトの第三種
【版心の中央】琉球はんげ