翻刻
【右丁 文字無】
【左丁】
木幹芋(もくかんう)《割書:宋祁海(そうきかい)|芋賛(うさん)》
満州(まんじう)いも
近年(きんねん)大坂より江戸へ来(きた)る葉(は)は白芋(はくう)《割書:あを|から》と同(おな)し根(ね)土上(つちのうへ)
に出(いで)て樹(き)の如(こと)く緑色(みとりいろ)夏月(なつ)葉間(はのあいた)より花(はな)を生(せう)す形(かたち)白(はく)
芋(う)に似(に)て黄白色(うすきいろ)蕊(ずい)長(なが)し琉球(りうきう)の草木(さうもく)を写(うつ)せし
中(なか)に此芋(このいも)似(に)たる物(もの)あり時珍(じちん)の説(せつ)に宋祁海芋賛云(そうきかいうさんにいふ)木幹(もくかん)
芋(う)葉(は)擁腫(ようしゆ)般戻(はんれつ)#1と云(いふ)是(これ)なり