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コレクション: STAGE1

塩原繁昌記 全 - 翻刻

塩原繁昌記 全 - ページ 5

ページ: 5

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言(げん)を待(また)す予(よ)本年(ほんねん)此(この)地(ち)に遊(あそ)び山中(さんちやう)の繁昌(はんじやう)を見(み) て自謂(おもひ)らく設令(たとひ)山川(さんせん)の勝(しやう)温泉(おんせん)の功(こう)あるも道(どう) 路(ろ)洞通(どうつう)せざれは何(なん)ぞ今日(こんにち)の繁昌(はんじやう)を致(いた)さんや 因(よつ)て聊(いさゝ)か山中(さんちやう)の景況(ありさま)を記(き)して塩原(しほばら)繁昌(はんじやう)記(き)と 題(だい)し以(もつ)て遊客(ゆうかく)午睡(ひるね)の一粲(いつさん)に供(きやう)す  明治十八年初秋     編者誌 塩原繁昌記             磐城国  錦 石秋編輯 塩原(しほばら)は塩谷(しほや)郡(こほり)の北端(ほくたん)にありて東西(とうさい)五里(こり)許(ばか)り 南北(なんほく)四里(より)許(ばか)り上(かみ)中(なか)下(しも)及(およひ)湯元(ゆもと)塩原(しほばら)の四箇村(しかそん)に 分(わか)ち家数(かすう)百(ひゃく)三十余(よ)戸(こ)連山(れんざん)東西(とうざい)に亘(わた)り箒川(はゝきかは)は 村(むら)の中央(ちゆうわう)を流(なか)れ下塩原(しもしほばら)に至(いた)り鹿俣川(かのまたかは)を合(あは)せ 東流(とうりう)して中川(なかかは)に入(い)る温泉(おんせん)の所在(しよざい)は下塩原(しもしほばら)の 部内(ぶなへ)大網(おほあみ)。福渡戸(ふくわた)。塩竈(しおかま)。塩湯(しおのゆ)。畑下戸(はたをり)。門前(もんぜん)。古町(ふるまち)。外(ほか)