翻刻
実(じつ)に一万五千百廿九坪と置てまつ位を見る一十百一十百とかく
のことくにかそへてあたるとき百と二度あたらは百の位と
定め商に百と置さて下法にて百より又一十百とあがりて
百と置此三の法にて下法の百と商の百をよふとき一万坪
と成実(じつ)にて除(のそく)之(これを)実に 残て五千百廿九坪有
商の百の次に廿と置さてる下法をば一くらゐさげて百を一ばいに
して二百と置此下に又廿と置さて法にて下法の二百に商
の廿をよふ二二の四千二二の四百此四千四百を実(じつ)にて引へし
実(じつ)に残て七百廿九坪有
商に廿の次に三と置下法をは一位さげて廿を一倍(はい)にして四
十と置此下に又三とさて法にて商の三をもつて
下法をよぶ二三の六百三四の百廿三三の九とほくとき
法に七百廿九坪有これを実にて引はらふなり
さて商を見れは
百廿三間四方になる也
「廿 開平円法の事」
○一寸四方の坪あるひは七百十一を開平円法にしてさしわたしなに
ほとあるそといふに さしわたし三尺といふ 法にまつ七百十一坪と
右に置円法七九にてわれは九百坪に成これを開平をもつて
のそけはさし渡たし三尺としれ申候なり