翻刻
【頭書】
にて割は一弐と成
是を三分之下へ加
十五匁三一二と成此
十五匁に四をかくれは
六十三粒一二と成を
右にをき左■一貫
二百廿四文とをき
此内廿四文を九六に
割一貫二百廿五文
と成是を右へかけ
七十七貫三百廿二文
と成此内二十二文に
九六をかけ廿一文
一二と知て下の一二
を略捨する也
○金八両二分と銀
二匁四分にて一両に
付四貫七百かへの
銭を買申時銀は
六十目かへにして
右之金銀に何程
〽銭四十貫百卅六文
法に云く八両二分二匁
四分と置二分を八
五として二匁四分
をは六十目にてわり
四と成を右之五の下
へくわへ八両五四と成
是に四貫七百文を
かけて四十貫百卅
八文と成此内卅八文
には本書に有之
ごとく四をかけて
引三十六文四八と
知て四八を捨る也
○本書に上銭中
銭と云事有と
ときは無之事也
しさいは此本書は
寛永のはしめ
出来たり其頃は
古銭遣ひにて或は
登り銭下り銭とて
上中下のわけ有
諸商人の売買
物之代には上中下