様々な塵劫記

コレクション: 増補新編塵劫記

増補新編塵劫記 望月文庫T1A0/52/26 - 翻刻

増補新編塵劫記 望月文庫T1A0/52/26 - ページ 24

ページ: 24

翻刻

【頭書】 まじわりて有之 をゑりぬきかる ゆんに上銭をぬき せんと云つる也 其以後新銭遣い になりてより右之 わけなししかれは 今時に若き衆は 此本書御覧【はヵ】は 御ふん可有哉と そんじ其様にを しるしをき申也 ▲銀両かへの事 本書の二割引 と云は丁銀百目に かわりにはいふき 八十目取筭用也 又外わりといふは 丁銀百二十目の代 にはいふき百目 取筭用也此外 何にても内引外 引也わけは此口伝也 ○内に下引といふは 八十匁の代に九匁七分 百目の代に九十七文也 又外に下引といふは 十匁に下の代に十文 扨百三匁の代に百め也 ○銀四十三の割とは 銀壱枚の【重ヵ】目也 或は丁銀にても まめいたにても 右之四十三匁■ 割て何枚何分と しるわりの声也 ▲金両かへの事 本書には金之二■ 目に付ての拾引 ばかり有也■ 大判と小判の相 場わりなし然間 爰に大判と小判也 両かへを加置申候 ○大判十五枚有 是を小判七匁一分