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コレクション: STAGE1

善光寺地震聞書 - 翻刻

善光寺地震聞書 - ページ 8

ページ: 8

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ざりしとかや其後御像百済国に渡り給へば 月蓋又聖明王と生レて御像ヲ守護し奉りしが きん明天皇の御宇本朝江渡り給ふを守屋の大 臣難波堀江の池江埋め奉りける聖明王又日ノ本は 信州若尾実ニ生レ給ひ本田の小太郎善光尊位 即|霊夢(レイム)を受て難波堀江の池ニ至り給へば御仏ノ 【灵は霊の異体字】 蓮に乗じて出給ふをおひ奉りて諸国ヲめぐり 何国に御座ヲ居んとて六十余州に霊地(レイチ)を尋 信州水内郡に御座を居奉りてよりこの方霊 験日々に弥増り三国一の霊場なり斯も 尊き御仏(ミホトケ)なれば此地震の時は朝日山へぞ 飛出させ給ふ大威神力|巍々(ギギ)タル仏の御 本堂をはなれて出させ給ひしは何(イカ)ンと問に のがれがたき天災の地変なる御知せならんか 猶又不消灯明も同所に飛ける事延喜 の昔菅相丞【ママ】筑紫江流され給ひし時跡 をしたひて梅花の飛しが如し猶灯明