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コレクション: STAGE7

地震預防説 - 翻刻

地震預防説 - ページ 33

ページ: 33

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は軍事の費金と比較し得べきにあらず 〔況 ̄ンヤ 軍陣は間々不宜不正なる挙あり〕 又壮麗なる 宮殿を建築する費金と比較し得べきにあ らす此予防法は納波里(ナポリア)王に在ては必すこ れを建制せんことを欲す是れ其「プリニュス」 《割書:王の|名》の時発せし残暴なる禍災の事を回思 して其秀麗なる「ポルチー」《割書:納波里|の一府》より急-遽 ̄ニ に遁避すること既に二十回の上に出れば なり《ルビ:葡-萄-芽|ポルトガル》王も亦此例に従はんことを欲 す是れ其二十五年已前劇しき大地震あり て此国の《ルビ:首-区|ミヤコ》全く其残暴を蒙り当時の敗 瓦砕礫今なを其地に散在せるを以てなり 以西把尼亜(イスパニア)王も亦其所領の両地 ̄案るに本国及ひ米(アメ) 利幹(リカ)の両地を云【 ̄内は割書】共に地震の難を蒙ること数回な り若夫全大地上一地一民も恐くは地震の 為 ̄メに棄損し又は之が為に殆 ̄ント死に至るへき 疵傷を蒙らさる者なかるへし故を以て此 数の諸王公侯互 ̄ヒに相約して現に今我曹の