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コレクション: STAGE7

地震預防説 - 翻刻

地震預防説 - ページ 32

ページ: 32

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は余が此装置は夥多の費金を要すること に難ずる者あらん此れ固とより爾かり然れども 余れ将く他の一端を挙て之を論ぜん地震に由 て暴されたる景象は極めて惨酷なる禍災 を遺し且つ其受る所の害殆ど常に算すべから さるに至る人豈これを如何 ̄ンが争んや全国 之が為に暴掠せられ郷邑都府も覆亡して 古き敗瓦頽垣堆積して丘の如く萬千の人 民は地中に呑まれ或は残傷を被りて死亡 する等是 ̄レ皆怖るへき災厄の極と云ふべし 予防法に由て累萬の金よりも至大なる 害を防き得ば之を造るに豈費 ̄エの大なるを 論すべけんや但此大金を出し募るへきは 抑 ̄モ王侯大家の本務なり此他なを緊要なる 費金の記載数多と雖こゝに之を記すを須 ̄チ ひず其故は此一法を設施するは萬千の人 生を保全する法術に関かたことなれは更 に口吻を費すことを須ひさればなり費金