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コレクション: STAGE1

訓蒙 天然地理學 下 - 翻刻

訓蒙 天然地理學 下 - ページ 21

ページ: 21

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○オーセニヤ、オーストラリヤの金(きん)を産(さん)する 事の多量(たりやう)なる、普天下(ふてんか)に於てカリホルニヤの次(つぎ) に居(を)る、その産出(さんしゆつ)の地(ち)は、此(この)洲(しう)の東南(とうなん)の部(ぶ)にあつ て、年々(ねん〳〵)産出(さんしゆつ)の多寡(たくわ)、殆(ほとん)ど四千万|弗(どる)に至(いた)ると云ふ、 アシアチカ、アーチペレーゴ諸島(しよとう)多(おほ)く金(きん)を出(いだ)す、 その中(うち)ボルネヲ、セレベス、スモタラ殊(こと)に多(おほ)し    白金(はつきん)、 白金(はつきん)は灰白(くわいはく)なる金属(きんそく)にして、最(もつと)も稀(まれ)にして価(あたひ)の 貴(たつと)き事、黄金(わうごん)よりも勝(まさ)れり、その産出(さんしゆつ)する黄金(わうごん)に 混合(こんがう)す、此 金(かね)は南(みなみ)アメリカの黄金(わうごん)漂出(ひやうしゆつ)の地(ち)に於 て之を得(う)る事あり、またユーラル山(さん)に於て多量(たりやう) の白金(はつきん)を産(さん)す、しかれども猶輸出の貨物となす に足らずと云ふ    銀(ぎん)、 銀(ぎん)はその純(ぢゆん)なる物(もの)を産出(さんしゆつ)し、またその大塊(たいくわい)を得(う) る事あり、また黄金(わうごん)、銅(あかゞね)、砒石(ひせき)、硫黄(いわう)を混(こん)ずるを見(み)る、 其 産出(さんしゆつ)の地方(ちはう)次(つぎ)の如し、○北(きた)アメリカ洲(しう) 合衆(がつしゆう) 国(こく)銀山(ぎんさん)あらず、此|地(ち)より出(いづ)るものは、皆カリホル