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コレクション: STAGE1

訓蒙 天然地理學 下 - 翻刻

訓蒙 天然地理學 下 - ページ 3

ページ: 3

翻刻

千度の|温(おん)を|得(う)れば、八グレーンの|水蒸気(すいじやうき)を|含(ふく)む べし、|空気(くうき)十|分(ぶん)に|水蒸気(すいじやうき)を|含(ふく)む、之を|飽充(ほうじう)すと云 ふ、|今空気高(いまくうきたか)き|温度(おんど)を|以(もつ)て、|水気(すいき)を|飽充(ほうじう)する|時(とき)、そ の|温度(おんど)を|減(げん)ずれば、|含(ふく)む|所(ところ)の|水気(すいき)は、|忽(たちま)ちに|凝聚(ぎやうしやう) して、其|形状(かたち)見るべきに|到(いた)る、之を|雲(くも)と云ふ、また その|凝聚(ぎやうしやう)せる|水気地上(すいきちしやう)に|靉靆(あいたい)たれば、之を|霞(かすみ)と 云ふ、|或(あるい)はまた|雨(あめ)、|雹若(あられもし)くは|露(つゆ)となつて|地(ち)に|降(くだ)る、 雲 |雲(くも)は|凝聚(ぎやうしう)せる|水蒸気(すいじやうき)の、|空気中(くうきちう)に|懸在(けんざい)せるもの なり、その|高度(こうど)の|中数大約(ちうすうだいやく)二里|半(はん)なるべしと云 へり、 |露(つゆ)、 |水蒸気凝聚(すいじやうきぎやうしう)して、|水滴(みづたま)の|形(かたち)をなし、|草木(そうもく)の|葉面若(えうめんもし) くは|他(た)の|物体上(ぶつたいじやう)に在る、之を|露(つゆ)と云ふ、|露(つゆ)は|夜間(やかん) |地(ち)の|熱気線出(ねつきせんしゆつ)して、其|凉冷(りやうれい)なる事、|地上(ちじやう)の|空気(くうき)よ り|温度下(おんどくだ)る時は、|露(つゆ)を|生(せう)ず、また|空気(くうき)より|温度(おんど)|甚(はなは) だ|低(ひく)き|物体上(ぶつたいしやう)に在れば、|忽(たちま)ち|結(むす)んで|霜(しも)と為る、 |靄及(かすみおよ)び|霧(きり)