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コレクション: STAGE8

地震記 下 - 翻刻

地震記 下 - ページ 20

ページ: 20

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◯於柏嶋二凌当難荒方左之通  十一月四日朝地震さしたる事も無之軒之瓦なとは落不申 一同五日朝ゟ七ッ頃迄地盤之通二而天気も穏也然に一両日前ゟ  潮之差引常ならす渡し場辺時として干潟と成何分海上の  くるひと申事二而神職を迎へ海神鎮の祈念なと致し候事 一同日七ッ半頃ゆり出し至而震強く取あへす御用家を出裏口  畠二而四方見及候処朝日時に惣囲之石垣残らす崩ㇾ倒れ見る中  庄屋の居宅も一時に潰れ込石垣は高さ六尺余りにして上柔ら  之石柘のことく二而其間二間餘も相隔候畠へ飛既に頭上をかい  そうに二ッ斗飛越其石中々四人舁位二而一ッ貰らひ候へば彼是も  なく微塵危事云斗なし然二庄屋家内女児共救候相筈  父子共他出し場合を存るゆへ所詮一時に立出候事何共覚束