みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE8

地震記 下 - 翻刻

地震記 下 - ページ 55

ページ: 55

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一たゝのみ柔浦 仁保浦 大破町壱尺餘われる泥吹  出し怪我人多し 一宮島燈籠落る廻廊損ㇽ  一岩国金対橋損ㇽ 一長州 萩 長都 下ノ関 一筑前 筑後 豊前 豊後 肥前 肥後  右九州路何方も大地震大荒之由也   寅十一月御飛脚番某ゟ借写之候以上  三災録巻下  畢  大尾   つね〳〵筆に世にかたも伝ふる事誠はあひなき   にや多くはみなそらこと也まして年月過さかひも   隔りぬれはいひたるまゝにかたりなして筆にと   書とめぬれはやかて定りぬと書残したれは   いてやとおもひたちて年経さる中にと三災を   拙き筆にうつしつら〳〵うき世のありさまを   おもひめくらして                  稲毛実 世の中のかゝるためしもしらすして事たゝぬ身と何おもひけん