← 前のページ
ページ 69 / 246
次のページ →
翻刻
そヶ所にて。あれば。其外にて。其上にて。其外にて。其上に
一震にて。其外にて。其外にて。其外にて。其外にて。其外にて。
一〇
ひか〳〵して、夫なる患老輩こゝめやはらかなるものにてあれば妻のみる家の世を
事はらとし一家要すからずとぞ。かゝれば行す行す衛の準おもひはかるによめは好
の養ひをもはら受け併べるからはいかで愁もとを載する事あらんや、はた夫となら
んといへるおのこは十六ぬには十四に侍れば、これ又伴ひ立いかなる事のできん。
もはかるべからずたとへばめで度と見るものも常にわい見るときは這のさめや
すきものにしあればまして男女の道の輩もてせめがたし。たゞ此将を感とすめり。
かれとれと考ふるに今風波なからん事を忍へどなどて其海の海の揚をとむるやう
あらんや、おのれかくおもふめれど御身いかに思ひはかり玉ふやといふ。されば
かやきの事は此地の人ならせは彼の人の対情も常も常のありさまもしるべくもあら
ず父争被るゝに及でも此地の風俗あれば他郷の人から思ふやるに希なきなれば、
此家の徒見頼みたらんと親しき字と五人組とやらんもあるべし、いかにといへ
ば未それ〳〵とは申出去たゞ救屋某と清次良とに触せしばかもにてとむく。さゝ。さ
なれば小林四良兵衛ぬしにこと先京給ひてそれるにも一わたり巾さんとてこの
日かえりたり。
ことして。ことして
奥山島庵佐羽蘭渓足利へいざなふ、午飯
肴なし大て九つのおさん身のつか
終り蘭溪のもとへいゆき門に虎かけて
酒酌む、足利の桐生を並凡四里許、桐生街
を出て一水一山にしたがふ、水は即棚生
川山は卽観音山、山名不正たゞその村名
或は社寺のあるところにしたがひ名を
一日におふせたるなり。故は其山甚高からず
甎樓/甎樓瓣のことし名けいふべきにも
あらぬなるべし。川のあなた皆下野国
山皆これに属し。水に沿ふ事一里小矢
□
の京小俣の京小俣に至る此村河あり瓦相まし
はり長さ二三町もあるべし。街の真中
して。あれば。其外にて。これば。これば。これば。あれば。
に清水流れ、皆水を車もて家に引糸を探
撮影草山全集
一二一
して。ことして。其外にて。其外にて。其外にて。其外にて。
どもなりて。その事なりけるになからず。其身を