翻刻
安政二卯年
江戸大地震並出火附
《箱:自身番》
【樽】
かしま町
《箱:鹿島大神宮》
都会の|衝(ちまた)にちしん|番(はん)あれとも
|天災(てんさい)はのかるゝ事|難(かた)く用ひされは
大鯰も|大道(たいとう)に|蒲焼(かばやき)となりもちゆる
時は地中に|尾鰭(おひれ)を動かして|世界(せかい)をふるふ
かぐつちの神これが為におさきにけれあれ出し
たるちうつ腹(はら)火の用心さつしやりませう△
【本文図の下へ続く】
△身の
用心
〳〵
としか
いふ
【本文下の文字】
安政二乙卯歳
市中隠士
大道散人誌
《箱:なまづ》