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コレクション: STAGE1

訓蒙 天然地理學 中 - 翻刻

訓蒙 天然地理學 中 - ページ 7

ページ: 7

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水素(すいそ)を含(ふく)む故(ゆえ)に硫泉(りゅうセん)と称(しやう)す 湖(みづうみ)湖(みつうみ)は其|形(かたち)の大|小(しやう)、其|味(あぢ)の鹹淡(かんたん)に関(くわん)をす其|全四囲(セんしゐ)若(もし)くは殆(ほとん)ど全周(セんしゅう)に陸地(りくち)あるものを云ふ○たゞ人目(じんもく)の見る所(ところ)によれバ、甚(はなは)だ較著(かくちよ)ならずといへども、湖(みづうみ)と河(かわ)と相関渉(たかひくわんセふ)する事の驚(おどろ)くべきものありかわの流入(りうにう)して湖水(こすい)を湛(たゝ)へしむるハ論(ろん)を俟(また)ず、湖(こ)水(すい)また川(かわ)を流注(りうちゅう)をしむるものに属(ぞく)す、その理(り)いかんと云ふるに日熱(にちねつ)の蒸(む)すによつて、湖水(こすい)常(つね)に蒸(じやう)気(き)と化(くわ)して上昇(じやう〳〵)し、再(ふたゝ)び雨(あめ)となつて地(ち)に下(くだ)り、諸(しよ)泉(せん)諸流(しよりう)の源(みなもと)をなし、漸ゝ(やうやく)相(あひ)合流(がうりう)して川(かわ)となるものなれバなり、この河水(かすい)また湖水(こすい)に注入(ちゆうにう)して其蒸騰(しやうとう)の欠乏(けつぼう)を補(おきな)ふ、これを以(もつ)て之を見(み)れバ造化(さうくわ)妙機(めうき)の至美至精(しびしせい)にして其|功用(こうよう)の最大(さいだい)なる実(しつ)に驚(おとろ)くに余(あま)りあり、若(もし)此(この)功用(こうよう)によらざれバ、陸地(りくち)ハ常(つね)に荒蕪(くわうぶ)して、滋潤(じゞゆん)を失(うしな)ひ海水(かいすい)瀰漫(びまん)して地(ち)を没(ぼつ)入(にう)するに至(いた)らん○湖(みつうみ)ハ其|天造(てんざう)の姿勢(しせい)に随(したが)ひて四類(るい)に分(ワか)つ、第一ハ川(かわ)の流入(りうにう)するなくまた川(かわ)の