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コレクション: STAGE1

訓蒙 天然地理學 中 - 翻刻

訓蒙 天然地理學 中 - ページ 9

ページ: 9

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再(ふたゝ)び河(かわ)を流出(りうしゆつ)す、○凡(およ)そ大河(だいが)ハ千山(せんざん)相連(あいつらな)れる地(ち)より出(い)で、泉水(せんすい)の数千諸山(すせんしょさん)より出(いづ)れバなり、しかれども地(ち)によってハ、只(たゞ)高起(こうき)する地(ち)を以(もつ)て源(みなもと)とする大河(だいが)あり  川流(せんりう)の速度(そくど)水(ミづ)は他(た)の流動物(りうどうぶつ)の如く、之を放(はな)てバ卑(ひき)きに就(つ)く偏性(へんせい)あり、是(これ)を以て河流(かりう)を見(み)れバ、その地斜下(ちしやか)の方向(ハうこう)を知(し)るに足(た)る、然(しか)るに地傾斜(ちけいしや)の度(ど)ハ川流(せんりう)の速度(そくど)を示(しめ)すに足(た)らず、流水(りうすい)の遅速(ちそく)ハ水(ミづ)の多少(たしやう)と河道(かどう)の凸凹(とつおう)に関(くわん)すればなり○凡(およ)そ河道(かどう)二百尺にてその傾斜(けいしや)一尺なれバ、舟楫(しうしふ)通(つう)じ難(がた)しとす、また河水(かすい)の速度(そくど)ハ、曲流(きよくりう)するものより直流(ちよくりう)するもの常(つね)に甚(はなハ)だし、また河道(かどう)俄(には)かに下(くだ)る地(ち)ハ、その流(ながれ)極(きわ)めて猛烈(もうれつ)なり、之を急灘(きうだん)といふ、また河水(かすい)辟立(へきりう)する岩石(がんせき)を跳下(てうか)する、之を瀑布(バくふ)といふ、また細流(さいりう)の岩(いは)より懸(かゝ)るもの、之を小瀑布(しやうバくふ)と云ふ  河(かは)乃|伏流(ふくりう)河水流注(かすいりうちゆう)の間(あいだ)、往々(わう〳〵)地中(ちゝう)に潜伏し(せんふく)し、多少(たしやう)の里程(りてい)を