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コレクション: STAGE1

訓蒙 天然地理學 中 - 翻刻

訓蒙 天然地理學 中 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

経(へ)て、再(ふたた)び地上(ちじやう)に流出(りうしゆつ)するものあり、之を伏流(ふくりう)と云ふ  渉(ワたり)河流(かりう)の間(あいだ)、人或(ひとあるい)ハ獣類(じうるい)徒行(とかう)して渉(ワた)るべき地(ち)、之を渉(わたり)と云ふ、河或(かわあるい)ハ渉(ワた)るべからざるあり、また常(つね)に渉(ワた)るべきあり、其地(ち)河底(かてい)に変易(へんえき)なしといへども、時候(じこう)の晴雨(せいう)によって、其|渡頭(とゝう)を転(てん)ずべきあり、或(あるい)ハ河底(かてい)深浅(しんせん)の変転(へんてん)に従(したが)ひて、時々(じゝ)其|渡頭(とゝう)を転換(てんくわん)すべき河(かは)あり○凡(およ)そ水(ミづ)の深(ふか)さ三尺に過(すぐ)るもの渉(ワた)るべからず、若(もし)馬(うま)に乗(の)る時ハ、四尺の深(ふかさ)を渉(ワた)るべし、しかれども其|流(ながれ)甚だ早(はや)ければ、上に述(のぶ)る度(ど)より各(おの〳〵)一尺を減(げん)ずべし  水地(すいち)河及(かはおよ)びその枝流(えだがは)によつて、全地(ぜんち)の水(ミづ)を注下(ちゆうか)する地(ち)、之を其河(そのかわ)の水地(すいち)と号(がう)す、今(いま)水地(すいち)甚(ハなハ)だ広濶(くわうくわつ)にして且(かつ)大河(だいが)ある地(ち)ハ、西大洲(にしだいしう)にあり、即(すなハ)ちアマゾン【左注線】、オリコノ【左注線】等の如し、此(この)二水地(にすいち)のカツシクワイル河(が)【左注線】によつて相連属(あいれんぞく)する事、恰(あたか)も天然(てんねん)の溝渠(こうきょ)に似(に)